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- 【職種研究】 美容師として結果を出す人材に共通するスキルについて考える -

2021年08月18日 [職種研究]

【職種研究】 美容師として結果を出す人材に共通するスキルについて考える

美容師を夢見て日々努力を重ねている方、数多くいらっしゃると思います。ドリクルはそんな夢を追う人に少しでも役に立つ情報をお伝えしたいと考え、現場の声を拾っては情報発信をしていきます。美容業界全体の動向については別で業界解説記事を出しますので、そちらで業界研究をしてみてください。

今回の特集は、美容師として結果を出し続けている人と、そうでない人の差についてです。記事を出すにあたっては実際に美容院を複数店舗経営している方とお話をさせて頂きました。この内容は、美容師以外を目指す人にとっても知っておいて損はない共通スキルですし、今後美容師として活躍していくにあたってはマストのスキルだと感じましたので、お伝えしていきます。

Contents

大前提:技術スキルは日々の鍛錬

美容師として結果を出すための要素はいくつかありますが、技術が高いというの点はどちらかというと後天的に磨くスキルです。普段から美容専門学校で磨いている点かと思いますので、ここで大きく取り上げることはしません。技術自体は、現場経験を積んでいく中で洗練されていくものなので、入社後に努力を重ねていきましょう。

では、どんなことが差になっていくのかそれを考えるためには、お客様を知る必要があります。

お客様目線で考えた際の二つの分岐

美容院にいらっしゃるお客様がリピーターになる場合はどんな時なのかを考えてみて下さい。大枠で捉えると、お客様が再度ご来店くださる場合は以下の2つのパターンに分けられます。

  • カット後の再現性に技術の高さを感じ、また同じ人に切って貰いたい!と考える人
  • カットの技術の高低を評価するほどの知識はないが、ある程度の納得感があり「またこの人でいいか」と考える人

前者は皆さんが理想とする世界かと思いますので、今後も精進が必要です。そのために、美容専門学校や現場で技術を磨き、お客様の満足する髪型を叶えられるよう努力を重ねているのですから。ただ、ここでポイントになることは、後者の存在です。後者の場合、カットの技術うんうんは、よっぽどのことがない限り評価や満足は上がらないということが発生します。極端な言い方をすると、「誰が切ってくれても結果は同じ」ということです。このケースのお客様の存在が美容師として結果を出し続けられるか否かを分ける存在になります。

お客様は”時間の快適さ”にお金を払っている

ただ髪を切ってほしい人にとっては、誰が切っても一緒。この前提に立った時、2度目の指名を受ける人と、また別の美容院を転々とする人との間には大きな差があります。ここに技術以外の秘密があります。

結論、その時間をどのように過ごしたかの快適さにお金が払われます。

これは、本当に細かい部分になりますが、どの仕事にも通じることです。カットの技術以外にその空間にいる間の接客や、サービスの高さで満足度が変わってきます。例えば、一例ですが、挨拶や移動時の小さな心配り、ある程度のリテラシーの会話、間の取り方(話すテンポ)など、少し営業職のような内容ですが、この部分をお客様は求めています。この場にいると、なんだか快適、と思ってくれると、カットの技術以外で「ここに来ればノンストレスだから、また行こう」という流れを生み出せます。

そのようなメンタルブロックを突破すると、「実は髪の毛のこんな事に悩んでて・・」という相談を受ける機会に繋がり、それ以降は磨き上げたスキルでお客様の満足をさらに最大化できるようになります。

カット以外の技術の磨き方は何をすれば良いのか

カット以外の技術の磨き方って、正直難しいです。営業マンとして結果を出している人は須くこのテクニックを使っているのですが、普段から磨いていくことが大切になります。例えが、普段の会話からでも出来ることがあります。例えば、「最後まで聞く」「共感する」などなど。

最後まで聞く

割り込み禁止です。相手の話をまずは、受け止めることから始めましょう。途中で「あ、この話知ってる!」ってなることがありますが、割り込めば相手の話を切る事になってしまいます。最後まで聞く事によって相手も気持ちよく話をすることができます。

共感する

共感というのはその場の空気の緊張を取る際に重要な要素です。
私生活でも、共通の友人や共通の地域の話など、お互いが共通している話というのは盛り上がりますよね!それを実践するのです。そのためには普段から情報収集を広く行い、視野を広げておく必要があります。情報収集は年齢問わず行えますし、相手との共感をうみます。

まとめ:あなた自身の魅力を磨こう

結局のところ、お客さんは「あなただから」頼みたいのです。だからこそ、あなたの魅力を高めていきましょう。