2021年10月21日 [就活ノウハウ]
【就活ノウハウ】書類選考のやりとりにおけるビジネスマナーの問題点とその解消法
人事担当として勤務していた際、沢山の方からの応募書類を拝見してきました。そこで書類選考時の合格/不合格結果を出す際に「実は、こんな部分も見ているよ!」というポイントをお伝えします。
これを読んで書類選考に臨んで貰えれば、書類選考通過率をちょこっとあげるお手伝いになるかと思います!
Contents
書類選考のチェックポイント①:送付時の最低限のビジネスマナー
人材紹介会社を経由して応募を行う場合には書類の形式を整えるなどの作業は、紹介会社のエージェントが仲介をしてくれているので気になることはほとんどありません。ただ、直接応募の際には書類を送付する作業が発生しますので、注意が必要な点がいくつかあります。それは、最低限のビジネスマナーだけで良いので、フォーマットを整えておくことです。
人事側にとっては、メールが来たタイミングは初めて求職者の情報に触れる瞬間ですので、そこで悪い印象を与えないようにしておいた方が心理的作用が良いので、マナーを覚えておきましょう。
- 件名が記載されているか
- 宛名が記載されているか
- 自身の名前が記載されているか
- 履歴書がPDF書類になっているか
- 最低限のビジネスマナーに則ったメール文章か
【 書類送付時のメールテンプレ(サンプル) 】
件名:書類送付の件(氏名)
株式会社ドリクル
採用担当者様
お世話になります。
XXと申します。
こちらに履歴書と職務経歴書を添付します。
ご確認よろしくお願い致します。
XX
メールの定形文として登録しておけば、毎回準備する必要がないので、効率化出来ますよ!
書類選考のチェックポイント②:送付データの形式
書類送付の際には、基本的にPDF化したファイルを送るようにしましょう。WordやExcel形式もNGではありませんが、書類を印刷する際にフォーマットが変更されないPDFは人事側にとっては工数が減るので助かります。
そして、WordやExcelファイルだと情報の加筆/修正が出来てしまいますので、ファイルを開いた際に人事が誤って一部の情報を変更してしまうなどの、起きてはいけない問題が発生するリスクも事前に回避出来ます。もちろん、後者の問題は発生し得ないことだとは思いますが、互いにリスクを最小限にするためにも、PDFデータを送ることをおすすめします。
また、ご自身の成果物(ポートフォリオ)をお持ちの方は、履歴書/職務経歴書を送付する時にポートフォリを添付して送付しましょう。ポートフォリオはこれまでの努力の結晶です。ご自身の活動の中で特に人事側に見せたいものを3つほどピックアップして添付していきましょう。
書類選考のチェックポイント③:誤字脱字の有無
履歴書/職務経歴書は採用選考の入り口としてとても重要な書類です。面接時の質問事項をまとめる際の重要な資料という位置付けです。ですので、書類は可能な限り誤字脱字を起こさないようにしてください。完成した書類がWordの場合には、誤字チェックを行えば最低限問題ないかと思いますので、この点はやってみてください。
書類選考は経歴面を確認して、自社の募集ポジションにマッチするかを判断する大切なフェーズです。だからこそ、書類選考時の書類提出において人事からの評価を下げる、また疑問を感じさせてしまう行動をしないように気をつけましょう。