2021年10月25日 [面接ノウハウ]
【面接ノウハウ】面接で一番聞かれる基本質問特集(初級編)
面接って言われても、受けるのはバイトの時以来。
アルバイトの時と同じようなことを聞かれるのかな?
就職活動の面接とアルバイトの面接では質問事項はやっぱり異なってきます。
今回は、就活の面接の際によく聞かれる基本的な質問を抑えていきましょうか!
うーん、いきなり出来るかな・。
そんな気負わずに・・!
まずは挑戦してみましょう!
まずは行動からか!やってみる!
Contents
自分の”ありのままの姿を伝える”就職活動の面接
面接はこれまであなたが経験してきた”過去の話”と、今どのような状態なのかの”現在の話”と、これから先自分がどうなっていきたいかの”未来の話”をそれぞれのパート毎に伝える場です。未来の話はあくまで架空の話になりますが、それ以外はあなたが経験してきたことを、ありありと伝えることで十分対応が可能です。
では、行き当たりばったりで良いのか?というと、やはりそれは違います。面接官は、“人を見るプロ”ですので、自社にマッチする人材か、入社以降努力していくことが出来る人材かを判断する能力に長けています。付け焼き刃では良い結果は生まれにくい。だからこそ、就職活動の際には、しっかりと時間をとって準備をしていきましょう。
とは言っても、壮大なエピソードや、圧倒的な結果を残したエピソードばかりでなくても大丈夫。普段通り、これまで通りの経験を元に、しっかりと準備をして構成を練りましょう。それで十分人事にあなたの思いは伝わります。
今回は、面接の際によく聞かれる質問事項をまとめました。就職活動初期はまずこの内容を抑えることから始めてください。回答作成の際には、以前にも記事で記載した以下の注意点をお忘れなく。
– 企業面接官の声 | 面接中にやったらダメな”あの”アクション3つ
【 一般的な想定質問 】
※より面接本番に近い内容を指し示すために、口語文に近い表現で記載しています。
※高校卒業後、進学したという場合を想定
- まずは、自己紹介をお願いします。
- 高校卒業後、進学先の(専門/短大/大学等)を選んだ理由を教えて下さい。
※卒業後に進学していない場合には、進学しなかった理由を回答して頂ければOKです。
- (専門/短大/大学)の進学先の学部/学科を選んだ理由を教えてください。
- 学生時代に一番力を入れたことはどのようなことでしょう?
- 学生時代には、具体的にどのような勉強をしていましたか?
- 学生時代には、部活やサークル活動にはいっていましたか?
→入っていた場合:どのような部活/サークル活動でしたか?
→入っていなかった場合:なぜ、部活/サークル活動をしなかったのですか?
- 学生時代には、どのようなアルバイトをしていましたか?
- アルバイト経験から学んだことはどのようなことでしょうか?
- 自分の強みは、どのような点だと思いますか?
- 自分の弱みは、どのような点だと思いますか?
→自分の弱みを解消するためには、どのような点を気をつけていこうとお考えですか?
- 自己PRをお願いします。
- 学生時代の就職活動の軸はなんですか?
→なぜ、その軸を据えたかを教えてください。
作った文章の内容は合っているかな?セルフチェック方法
回答を作る際には、口語文で問題ありません。自分の喋りやすい表現で結構ですので「私」が言いづらかったら、「ぼく」と言っても面接の合否に大きな影響は出ないと言っても過言ではありません。それよりも文体や回答の内容に着眼点をおきましょう。解答の作り方の参考はこちらの記事から。
【面接ノウハウ】基本的な解答の作り方「そもそもの文章構造」編
Point.1 質問に対して簡潔な結論が出せているか
まずは冒頭に質問に対する回答(結論)が来ているかを確認しましょう。
回答が結論ではなく、具体例の列挙になっていませんか?
なぜ、結論を重視するのかというと、ビジネスの世界においては質問が来た場合に求められることは回答(=結論)だからです。面接は社会人になるための登竜門の一歩目。ですので、面接の質問に対して、的確な結論が来ているかを確認してください。結論は一言で表現されていると、Goodです。
Point.2 結論→具体的の流れになっているか
面接官が聞いていて聴き心地の良い文章構造は、“結論→具体”で構成されている文です。まずは質問の回答(結論)を見つけるということを最初にやるべきですが、その結論を適切に補足している具体例がきているか、という部分もチェックポイントです。結論を補足する際には「と言いますのも」や「具体的には」、「例えば」、「なぜなら」などから具体的な話に入っていくとスムーズです。
Point.3 自分で書いた文章を一度読んで、”意味が通る文章”か
面接官は、あなたとはじめて会います。そして、面接官が持っているあなたの情報は提出された履歴書と職務経歴書のみ。その前提に立った上で内容を見直してみてください。”自分にしか理解出来ない表現”や”特定の人にしか伝わらない表現”は使っていませんか?略語や専門用語を使う際には万人に通用するものかを確認し、少しでも不安があれば少しまわり道かもしれませんが、理解がしやすい表現に切り替えるようにしてください。
あなたのことを知らない人が読んだ際にも、一読で意味がスッと通るかを意識すると綺麗な文章になります。結論から文章が構成されていないと「何を伝えたいのかな?」と推察しながら文章を読むことになりますし、具体例が多すぎると「長い文章だな」と思ってしまいます。相手が理解しやすい文章を作りましょう。
面接の回答はシンプルが一番
面接の内容はすごい話である必要はありません。誰も経験したことがないような話が出来なくても問題ありません。あなたが経験してきたこと、考えたことを伝えることで十分対策可能です。今日からすぐにでも出来ることとしては、相手が理解しやすいシンプルな文章を作ること。まずは時間をとって、文書を作ってみましょう!