2021年06月17日 [その他]
【社会人基礎】社会人1年目の備忘録 | 社会人1年目に期待されていることと忘れないで欲しいこと。
社会人1年目はなにかとストレスやプレッシャーと向き合う日々が続くもの。慣れない環境で、今までとは異なるプレッシャーや責任感の中にあることをひしひしと感じるようになるでしょう。
ただ、社会人1年目でいきなりフルスロットルはガス欠を起こす原因にもなりかねないので、徐々にあげていってください。
そんな中で今回は、社会人1年目で忘れて欲しくないマインドセットについてです。学生から社会人になる場合に、どのような環境変化があるのかを理解しておくことは、長い社会人人生で必要不可欠です。社会に出る前に知っておいて損はないはずの話になるのでよかったら参考にしてください。
Contents
学生と社会人との間にあるものとは
社会に出ると、”与えられる側”から”与える側”に変わります。これは、お金の流れを考えるとわかりやすいかもしれません。
これまでの学生生活では、お金を払った”対価”として学習というサービスを受け取っていました。つまり、”与えられる側”だったということ。
与えられる側の場合は、あくまでも”お客さん”的ポジションなので、比較的自由度があります。横柄な表現ですが、「お金を払っているのはあくまでこちらなので、学校に行く行かないの選択肢は自由」のように。そして、学校側は「お金を支払ってもらっている対価として学習サービスを提供する。」という関係性が成り立つので、授業をサボる人にマンツーマンで指導をするというのはゼミの担当教授くらいで大規模授業ではあまり発生しなかったのではないでしょうか?
一方で、社会に出るとお金を”払う側”から”貰う側”に移ります。つまり”与える”側になるということ。給与を貰う分、なにかしらの対価を払わなければならない立場になるわけです。それが”労働”であり、自社の提供しているサービスをお客様に与える側になるということなのです。
この差を正しく理解しなくては、社会に出た時のギャップを理解することは難しくなります。もちろん、社会に出てこのことを理解しても、すぐに適応しろというのは、なかなか簡単ではありません。
産まれたての赤ちゃんに、歩け!喋れ!と言っているようなもの。これらは順を追って出来るようになるものだから。
だからこそ、入社一年目には以下の点を覚えておいてほしいです。与える側への以降のタイミングでは求められることも変わってくるというので、どのような点に注意していけば良いかという話です。この話は新卒以外にも、経験を詰んでいっても必ず必要だと感じる話でした。
【与える側として立ち回る際に気をつけたいこと】
・上司と対話し、自分に何を求められているのかを適切に把握する
・仕事での”成功”だけに固執せず”経験”を糧とする
・失敗することがNGではなく、報告しないことがNG
上司と対話し、何を求められているかを適切に把握する
当たり前ですが、互いの意思疎通を測ることがもっとも重要です。相手が求めていることを正確に理解していないと、どれだけ努力したとしても意味がありません。
仕事におけるミスコミュニケーションは、正しい評価に繋がらず、仕事をしたとはみなされません。
「あぁ〜、そうじゃないんだよね・・!」というフレーズを聞いたら要注意。相手が求めていることを正しく把握しましょう。
仕事での”成功”だけに固執せず”経験”を糧とする
社会人1年目はなんでもかんでも上手くいくわけではありません。それに、社会人何年経ってもうまくいかないことはあります。失敗ばかりです。ただ、そのようなときに思い出して欲しいことは、”経験”を積むことが大事だということ。経験から学び、その学びを引き出しにして、同じ事象が起きた際には対処できるようにする。仕事では、もちろん成功するに越したことはないですし、結果を求めらる世界ですが、失敗したとしても失敗の仕方を覚えておくことをお勧めします。
・失敗することがNGではなく、報告しないことがNG
報告・連絡・相談って当たり前ですが、大事。
ただ、これが大事な理由ってご存知ですか?それは、いち早く起きている問題への対処が出来るからです。ミスは必ず起きるもので、それ自体は仕方のないことなのですが、そのエラーが発覚してからの対処スピードが遅ければ遅いほど、リカバリーできる余地が減ってしまいます。だからこそ、早め早めのほうれんそうで問題に対処していきたいのです。ほうれんそうの心理的ハードルは極力下げておきましょう。
まとめ:行動と成果をリンクさせて、結果出していこう!でも、しっかり休もう。
結果を出すためには、当たり前の努力を当たり前に継続することが必要です。だからこそ、最初のうちはしんどさを感じることもあると思いますが、同じ会社、同じ組織内の人間は誰も敵ではなく、同じ方向を向いた同志です。
頼るところは頼って、仕事をしていきましょう。
あとは、しっかりと休息するときには休息を。